カメラの限界!の一つとして天体撮影をやっていますが、天体関係のサイトを見ていると
「眼視(望遠鏡で直接見ること)で見る⚪︎⚪︎は感動!」
などと書いてあるのを見かけます。
肉眼ではガスの色などは判別できないし、写真で見るよりずっと不鮮明らしいのですが、何が良いのだろう。と興味が出てきました。
そこで
望遠鏡を買おう!
と思ったのですが、色々と調べていると、望遠鏡というものは
主鏡(対物レンズ)とアイピース(接眼レンズ)でできているということがわかりました(あたりまえ)
また、望遠鏡の倍率は
(主鏡の焦点距離)/(アイピースの焦点距離)
とりあえず土星が見てみたいなと思っていたら、どうやら35倍程度から見えてくるようです。300mmの望遠レンズなら8mmのアイピースです。いろいろこだわらなければ安価に手に入りそうです。
私はオリンパスの3/4およびマイクロ3/4をメインに使っているので、それらのマウントに付くようなアイピースアダプタを作れば、いろいろ応用が効いて良いかと思いました。
のちのちアイピースを取り替えて使ったりもしたいので、交換、長さなどの調整が可能な設計にすることにしました。
アイピースも径が何種類かあるのですが、一番太いアメリカンサイズというのに合わせておけばアダプター作製で他のサイズのものも使えます。
当然加工が簡単という条件が入ります。
【材料】
接眼レンズ:Vixen NPL 8mm だいたい3000円。
主鏡:オリンパス Zuiko 300mm f4.5 カビカビジャンクで1800円。カビ抜き作業はまた書きます。
その他:
Oリング(JIS P-28, P-25それぞれ3本ずつ) 500円程度。
OM-3/4マウントアダプター 持っていたので0円。
3/4レンズのリアキャップ 持っていたので0円。
マイクロ3/4レンズのリアキャップ 同上
Oリングが高いな。。。。
【手順】
私はオリンパスの3/4およびマイクロ3/4をメインに使っているので、それらのマウントに付くようなアイピースアダプタを作れば、いろいろ応用が効いて良いかと思いました。
のちのちアイピースを取り替えて使ったりもしたいので、交換、長さなどの調整が可能な設計にすることにしました。
アイピースも径が何種類かあるのですが、一番太いアメリカンサイズというのに合わせておけばアダプター作製で他のサイズのものも使えます。
当然加工が簡単という条件が入ります。
【材料】
接眼レンズ:Vixen NPL 8mm だいたい3000円。
主鏡:オリンパス Zuiko 300mm f4.5 カビカビジャンクで1800円。カビ抜き作業はまた書きます。
その他:
Oリング(JIS P-28, P-25それぞれ3本ずつ) 500円程度。
OM-3/4マウントアダプター 持っていたので0円。
3/4レンズのリアキャップ 持っていたので0円。
マイクロ3/4レンズのリアキャップ 同上
Oリングが高いな。。。。
【手順】
アメリカンサイズの直径は31.7らしいので大体32mmを目指します。
旋盤があれば一発ですが、ないので丸く切れるカッターを使いました。
何度も何度も回して切ります。
1時間くらいかかりました。
ドリルがあれば一発ですが、32mmのビットはそれなりに高価です。
私は持ってないのでカッターです。
この穴にアイピースの細い部分を通して、レンズを覗こうという魂胆です。
中心軸は気にしません。
お気軽がモットー。
根気が続かなくなったらドリル+ヤスリも良さそう。
2.Oリングをスペーサーにして距離を合わせます。
事前にアイピースで覗いて大体の距離(レンズの一番後ろと接眼レンズがどれくらいの距離の時に星が見えるか)を調べました。
マイクロフォーサーズ用のキャップの場合はスペーサーいらず、レンズキャップの面にアイピースの太いところがぶつかるくらいのところがちょうど良いです。
フォーサーズ用のキャップはキャップ面から15mm位がギリギリ。
ということでアイピースの鏡筒に直径3.5mmのOリングを4本噛ませます。引っ張られるので少し細くなりますもんね。
細いリング(P25)は抜け止にレンズキャップを挟むようにします。
3.出来上がりの図。
組み付けは大変簡単です。見えてませんがキャップの内側にもOリングが入ってます。
見えてませんがリングの内側にはアイピースの鏡筒がありますよ。
マイクロフォーサーズ用に切り替える時もスポンと引っ張るだけ。
お手軽。
あまりに薄いレンズキャップを使うとOリングが邪魔でレンズに取り付けられなくなります。
フォーサーズ用の純正キャップ(上図)だとちょうど締め付けられるくらいの距離です。
本当はもっとアイピースが遠い方(写真で言うと上の方)に配置したほうが近くも見えて良いのですが、これ以上はアイピースの長さが足りません。
塩ビの水道管を利用して延長加工している方もいらっしゃるようですが、お気軽がモットーです。
4. Zuiko 300mmにつけて見たところ。でかい、、、けど望遠鏡としてはまずまずでしょうか。
6.アイピースにiPhoneを押し付けて撮った写真です。光軸が合わないのか色収差がでます。
肉眼でははるかにはっきり見えます。これが眼視の感動か!!
すごいぞ!クレーター!
明るい。
7.念願の土星も見えました!
が流石にiPhoneのカメラでは映らなかったので、上の写真は同じレンズの直焦点撮影で撮ったものです。鬼拡大してあります。
ちーーーーさいですけど上の写真よりはっきりと見える気がしました。いや。同じはずですが。。。
輪と星の隙間も見えますよ。
木星のシマは。。。。たぶんみえてません。衛星はきっちり見えましたが3個だけでした。
火星は。。。。ただのデカ目の点です。
【考察】
絞りがついてるところがポイント高いです。望遠鏡にはない特長。
コルキットが買えたな。。。。
撮影場所:我が家(静岡県A海市)
撮影日:2014.5.17
アイピースをNPL6mm に替えると、木星の模様もなんとなーく見えました!
2本線が見えたと思います。
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