ジャンク品で1800円。
すでにSonnar180mmを持っていましたが、なかなか写りが良いらしいし、Sonnarにはない、三脚座が着いているということで即買い。
ところが。
今まで見たことのないほどのカビ。
海に落として、蔵にしまって、インキュベーターで培養したのでしょうか。
流石にこれでは使えん。特に星雲撮影には全くダメだー。
ということで分解清掃を試みました。
【使用機材】
カニメレンチ
【手順】
1)まずはフードを分解します。フードの一番カメラ側に少し太い部分があって、こことフード本体部分がねじ込みになっています。
かなり硬いですが思いっきり!
回すのではなくて、軽めの力を何度もかけるのがコツです。パルス的な。
3)外したところ。
後群を分解するにはヘリコイド(ピントを合わせるところ)を外さなければなりません。外すのは簡単なのですが、戻すのがすごーーーーーーーーーーーーーく大変なので、今回は諦めました。
ほとんどのカビは前群にあったのです。
4)銘板(?)をはずします。
マイナスドライバー2本を切り込みに差し込んでエイヤ!とまわせるものもあるのですがこれは無理でした。
やはり口径が大きいと厳しいのか!?
諦めてカニメレンチで回します。いとも簡単にはずれます。
これで前群のレンズが外れますが、どっちが前側だったかわかるように、テープを貼っておくと良いです。(逆さまでははまりませんが、一度はめようとすると外れなくなります)
前から2枚レンズを外したところ。すごいカビ。
6)カビを洗い落とします。
水と石鹸とアルコールと超音波洗浄器を駆使してゴシゴシ洗います。
ジャンク品なので惜しくはない。
そしてよーーーくかわかします。紙で拭くのは良くないです。埃がつきます。
乾燥以降はできるだけ綺麗な空気のところでやった方がよいです。
7)元どおり組み立てて終了。念のためブラックランプに2時間ほど当てました。
まあおまじない。
レビューはまたいずれ。あぁ。カビの状態で撮影しておけばよかった。
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